走る旅人よしだりょうの自由すぎブログ

36時間の走る旅をしている飲食店オーナー×ランニングコーチのブログです

小麦アレルギーの辛さと日本の冷たさが身に沁みます

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「みんなと同じ料理を食べられる当たり前」って特別なことなんです

 

 

 

「生まれて初めてピザを食べる喜び」

誰にでも生まれて初めてピザを食べる時はありますね。

でも、それはそれ程特別な瞬間ではないと思います。

 

先日、僕がオーナーを務めている飲食店Runner's BAR CORRER(ランナーズバル・コレール)にご来店いただいた家族がいました。

 

小麦アレルギーのある娘さんがいる家族で、

外食する時はいつも、とても気を遣わなければいけないそうです。

 

メニューにあるものどれでも選べるわけではないですし、

「食べたい」と思っても、

小麦が使われていれば食べられないんです。

 

これが全くの負担にならないか?

といえばそんなことはないです。

 

アレルギー表示の表を見るとわかりますが、

どれもこれも小麦に丸うってあります。

小麦アレルギーだと、ほとんどのものが食べられないんですよ。

 

食べる時間というのは楽しい時間だと思います。

 でも、どれもこれも食べられない、食べさせてあげられない。

これはストレスですよね。

 

コレールで提供している料理はどれも小麦を一切使わない料理です。

 

だから、あれはダメ、これはいけると気にする必要がありません。

 

ピザも米粉で作っているので、安心して食べてもらえます。

いつもは食べられないピザ。

その子は食べられない物を無理に食べたい!って、普段は言わないそうです。

 

きっと我慢もあったと思います。

 

そんなしがらみから解放されて、

とっても幸せそうにピザを食べる姿を見せてもらえました。

 

 

 

 

当たり前は当たり前じゃない

僕は自分自身がグルテン不耐性だとわかってから、

食事制限のある人の本当の辛さがわかりました。

 

今まで当たり前に食べていたものが、食べられない。

 

僕程度の症状なら別に食べても死にはしないので、

腹痛と下痢とその他の体調不良覚悟で時には食べたりもしますが、

それでもできれば食べたくはないです。

 

食べる物を探してもない。

普通にはない。

当たり前にはない。

 

そう知った時、世の中から取り残された気分になりました。

大袈裟かもしれませんが、物凄い孤独感がありました。

冷たさを感じました。

 

そして、自分もそういった孤独感を味合わせたり、

冷たさを感じさせる世の中の一部やったんやと思いました。

 

 小麦アレルギーだけではなく、色んな食の障壁があります。

これは目に見えない壁なんです。

 

こんなことを言うと「偏見や!」と言われてしまうのかもしれませんが、

お店に来られるお客様で、

小麦アレルギーや卵アレルギーを持つ人って、

入って来た瞬間、なんとなくわかるんです。

 

食事の時間を他人と一緒に楽しむ時間が短いからか、

どこか寂しそうに見えるというか、

なんだかそんな雰囲気を感じるんですね。

 

皆んなの当たり前が、自分にとっては当たり前じゃない。

 

これってやっぱり善い環境じゃないんですよ。

 

 

 

 

「食のバリアフリー」実現を目指す

自分ができることとして、「なぜアレルギーになったのか?」に対するアプローチも必要ですが、

誰もが当たり前に食べられる世の中にする、

その当たり前を誰かが作らなければいけない、と僕は思います。

 

欧米ではグルテンフリーなんて当たり前な世の中です。

どんなお店でもグルテンフリーのコーナーが必ずあるそうです。

それ以外のアレルギーや、

ベジタリアンやビーガン、宗教など、

対応しているのが当たり前。

 

これは欧米が「個人を尊重する」個人主義というのもあると思います。

 

日本は「マナーがいい」なんて言われますが、

それは全体主義、集団主義だから。

 

集団からはみ出したくないから。

他人と違うことして、

目立ちたくない、攻撃されたくない。

 

自分を守る為にマナー良くしているだけなんですよ。

他人の為なんかではないんです。

 

だから、匿名性の高い状態だと、信じられないほどにマナーが悪かったりします。

車の運転とか。

 

非常に冷たいですよね。

 

 

「当たり前を作る」には、

社会全体がそうならないと当たり前とはいえません。

 

今は特定のお店や場所だけで実現できている食の当たり前を、

世の中全体で実現する。

 

自分の意識を変えていく。

誰かにとっての当たり前じゃないことを、自分が当たり前に変えていく。

 

それは匿名性の高いことで、

もしかしたら自分にとってはなんのメリットもないことなのかもしれませんが、

もっと違いを尊重できる日本にしなくてはいけません。

 

そうすれば自分のことも大事にできますし、大事にされます。

 

 まずは僕が発信し、実践し、

そして、「食のバリアフリー」をこの日本に広めて、当たり前にしていきます。

 

そして、「食のバリアフリー」実現に向けて、

あなたのご協力とご支援をどうかお願いします。

 

 

よしだ りょう

パーソナルトレーナー/モチベーター/飲食店プロデューサー/文筆家/奈良観光マラニックナビゲーター

 

私がオーナーを務めるオーガニックとグルテンフリーの飲食店@奈良

skunkroll.wixsite.com